こんにちは!ヒーローズオンラインです。
いよいよ受験も近くなり、夏頃から模試を受けることが多くなってきたのではないでしょうか?
・模試ってどれくらい受けたらいいの?
・結局何をみたらいいの?
・志望校判定はどこまで信じたらいいの?
きっと疑問はいろいろあるかと思います。
本日は『模試の見方』から見える『数字の分析』について少し触れてみたいと思います。
結論、点数は見るな!です。
何を見たいか?を明確にすることが大切で、模試には様々な情報が含まれています。
昨今叫ばれる情報過多と近しく、自分にとって必要な情報とは何か?を見極める力と同義です。
正しく情報を整理し、何が信用できて何が不要なモノなのか。
子ども達に分析能力を身に付けさせることで、情報社会を生きる力を養うのに模試が一役買ってくれます。
さて、点数は見るな!と前述しましたが、じゃあ何を?ということで!
今回は『前回との比較』についてお話してみます。
ここで見ていただきのは単元毎の正答率です。
毎回問題が違うので、意外と前回との結果を比較してみることはあまりないのではないでしょうか?
少し例に挙げてみていきましょう。
春の模試では一次関数の問題が6問中3問が○で正答率は半分だった。
5問は正解できるようにしようと目標を決め、そのためには週に1回一次関数の復習として1時間を設けたらいいかな?と考えて実践した。
結果、夏の模試では見事5問正解できた。
目的を持って取り組んでの結果なので、とても素晴らしい結果となります。
逆に、よくない例はこんな感じです。
春の模試で数学が50点だった。
対策として夏休みはとにかく数学を毎日3時間やり、夏の模試では65点だった。
仮にどちらの模試も平均点は60点だったとすると、夏の模試は偏差値も50を超えたことになります。
一見すると成果が上がったように見えます。
しかし、夏休み毎日3時間数学に費やしていたと考えると、かけた時間に対しての効果は大きかったのでしょうか?
おそらく他の教科にあまり時間を取れず、きっと満足のいく結果は得られなかったことでしょう。
ここで一番よくなかったポイントは、前述の通り目的がなかったことです。
数学と一言でいっても、単元は多岐に渡ります。
もし+15点にしようと目標を掲げて対策を考えていたら。
じゃあ何ができるようになったらいいだろうか?と。
計算問題を完璧にして、あとは一次関数を克服したらいけるんじゃないか?
このように分析ができていたら、夏休みの勉強時間は3分の1で済んだかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
今日は数字の見方をある側面で切り取ってご紹介したものになります。
大事なのは、ここから次の模試までに何をするのか、どんな結果を求めるのかを考え実行することです。
そのためにも模試は2~3ヶ月に一度くらいのスパンで受けていくことをオススメします!
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